aptインストールとエラー回避

aptインストールとエラー回避

2020-05-14


パッケージ管理 - apt

Linux Debian、及びUbuntuなどの派生ディストリビューションでは、Aptと呼ばれるパッケージ管理、及びコマンドラインツールaptを用いてパッケージ情報の管理を行います。

Debian公式Wiki - Advanced Package Tool

パッケージ管理Aptで行われること

パッケージ管理Aptでは、パッケージ情報の参照、追加、更新、削除を行います。

JavaScript環境 - Node.js

aptインストール : curl, apt-get install, apt-key, tee, apt-get update

aptコマンド一覧

aptコマンドの一覧と使用例は、以下のページを参照しました。

aptコマンドを使ったパッケージ管理

apt実行時の警告・エラー

1. apt update - 「リポジトリにファイルがありません」

状況

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E: リポジトリ http://ppa.launchpad.net/webupd8team/atom/ubuntu groovy Release には Release ファイルがありません。

原因

サポート期間が切れたパッケージが残っているため

対策

以下のHPを参照して、サポートの切れたパッケージの更新を止めました。

https://hombre-nuevo.com/linux/linux0020/

対応方法

次のコマンドでapt updateから該当のパッケージの外します。

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# Using Debian, as root
sudo apt-add-repository -r ppa:webupd8team/atom

/etc/apt/source.listに登録されたアップデート情報が削除されます。以後、apt updateをかけてもエラーメッセージが表示されなくなります。

2. apt update - 「以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません」

状況

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以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
gyp libc-ares2 libjs-inherits libjs-is-typedarray libnode-dev libnode64
libssl-dev libuv1 libuv1-dev nodejs-doc
これを削除するには 'apt autoremove' を利用してください。

原因

依存関係にあったパッケージが削除されたため

対策

必要の無くなったパッケージを削除します。

対応方法

apt autoremoveコマンドを実行します。

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apt autoremove

まとめ

パッケージ管理AptでLinuxのさまざまなパッケージを管理できます。

コマンドラインツールの追加などもaptで行います。