ディレクトリ探索treeコマンド

ディレクトリ探索treeコマンド

2020-06-02


ディレクトリやファイルのツリー表示

開発環境の規模が大きくなると、必要なディレクトリやファイルをどこに配置したか分からなくなるときがあります。

今回、プロジェクトのディレクトリやファイルの位置関係を出力するコマンドtreeについて調べてみました。

参考サイト:ディレクトリをツリー状に表示する

treeコマンド - ディレクトリやファイルの探索

Linuxにはtreeコマンドが用意されており、ディレクトリやファイルを出力するtreeコマンドには、オプションをつけることで、目的に応じて様々な結果を出力することができます。

インストールに必要なコマンド

apt install

インストール手順

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# Using Debian, as root
apt install tree

使用方法

階層の指定

tree -L 2 <ディレクトリ名>を実行すると、指定したディレクトリの2階層下まで検索できます。

ディレクトリのみ出力

tree -d <ディレクトリ名>を実行すると、ファイルを検索・表示せずにディレクトリだけを出力できます。

実行結果

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tree -d -L 2 /home/
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/home/(ユーザ名)
├── ダウンロード
│   └── usr
├── テンプレート
├── デスクトップ
├── ドキュメント
├── ビデオ
├── 音楽
├── 画像
└── 公開

まとめ

コマンドtreeを使って、ディレクトリやファイルの絶対パスや相対関係をわかりやすく調べることができることが分かりました。